「平和なひととき」
「浮間公園」に行きました。サクラソウ自生地の田島が原より下流にある、荒川が蛇行して流れていた湿地帯だったところです。川の上流、秩父の方から流れてきたといわれる桜草が根付いて、その辺り浮間が原も江戸時代から大正時代の頃まで桜草の名所でした。昭和になるころ、繰り返す荒川の氾濫を防ぐため荒川放水路が造られました。築堤されてU字型になった旧本流の一部が取り残され浮間が池になりました。洪水は治まりましたが、沃土ももたらされなくなり、桜草もきえてしまいました。そこで地元の人たちが桜草を復活させたいと、昭和30年代に桜草保存会を作り、サクラソウ圃地で、花の栽培に力を注いでいます。丁度きれいに咲いた桜草まつりの時期に行けて良かったです。一口に桜草と言ってもこんなに沢山の種類があるとは知らずにいたことに驚きました。
公園入り口広場はの浮間舟渡駅のすぐ前です。そこからその先の池の周りに区切られた花壇には、これも公園推しの花であるチューリップ等、様々な種類の色とりどりの花が溢れんばかりに咲いています。風車の周りにネモフィラも可愛らしく咲き、保育園の子供たちが遊具で遊んで居るのが微笑ましい光景です。木立の傍につつじが山のように咲いて、その奥にはテニスコートや野球場があります。池の北側はバードサンクチュアリに続き水生植物園があり、アヤメや葦の間の木道も面白そうですよ。
遠く観光地に行かなくても楽しめると、平和なひとときに感謝です。
戦禍の下におかれて苦しんでいる人々が一刻も早く解放されますように祈ります。
理事 井澤 美佐子




