ちょっときになる「大阪・関西万博」

新学期が始まり「無料塾ひこざ」は、新しい塾生(子ども達)とひこざらす。(埼大生)を迎えてにぎやかに4月をスタートしています。新しい生活と環境にも少しずつ慣れてきたのとは反対に、緊張でストレスも徐々に溜りはじめる時期でしょうか?
日本での開催が6回目となる大阪・関西万博(4月13日~10月13日「いのち輝く未来
社会のデザイン」)が開催されています。これまで、それほど興味を持たず行ってみたいと思ったこともありませんでした。(交通費や宿泊費や高い入場料を払って混雑状態へ行くのは無理)過去5回の開催歴を調べてみました。
1.大阪1970・3.15~9.13「人類の進歩と調和」
2.沖縄1975・7.20~1976.1.18「海ーその望ましい未来」
3.筑波1985・3.17~9.16「人間、居住、環境と科学技術」
4.大阪1990・4.1~9.16「花と緑と生活の関わりを捉え21世紀へ向けて潤いのある社会創造をめざす」
5.愛知2005・3.25~9.25「自然の叡智」
6回目の万博、いろいろな問題を抱えて開催を迎えました。特に建設労働者の労働環境が酷い事とメタンガスの爆発事故は(メタンガスは毎日現在も発生中)おどろきと不安があります。
ゴールデンウィークや夏休みで出かける方、遠足や修学旅行で行く子ども達と先生達、世界各国から訪れる人達の「いのちと安全対策」が気になります。遠足や修学旅行先を変更したところもあるようです。
国際博覧会(万博)第1回は、ロンドンのハイドパーク1851年です。(ビクトリア女王の時代)日本が初めて万博に出展したのは、第2回パリ万博1867年(徳川幕府、薩摩藩、鍋島藩がそれぞれ出展)日本として公式に参加したのは、1873年ウィーン万博です。
日本は、東京・横浜開催を準備していたようですが、第二次世界大戦が始まってしまい、その後の大阪開催が日本初となりました。ちなみに現在の「勝鬨橋」は、東京・横浜開催準備に向けて建設されたようです。
万博は、アテネの「オリンピック」1986年より歴史が古いことになります。どちらも戦争のない平和な世界でこそ行われる大イベントです。開催中の安心、安全を優先にした対策と開催跡地の利用検討を強く望みます。
「国際博覧会」をちょっと調べてみると知らない事、不思議な事、どうしてがたくさんあります。調べる方法や材料もたくさんあります。子どもと一緒に考えたり調べたりしてみませんか?夏休みの宿題にやくだつかも!

理事 箱石明美

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